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[568]  はるしおん  2007-04-29投稿
見上げる空は雲も無く、晴れ渡っていたのだが、どこか薄ぼんやりとしていて、僕はその空をただぼんやりと見ていただけだった!
僕の生まれたこの街はウィーグルタウン
この世界、最高の統治力を誇るウィーグル城
その場外街が僕が暮らしているウィーグルタウンだ
生まれた街は記憶に無い もの心ついた時からこの街で生きていた
僕みたいな子児はこの街では当たり前で、まぁ繁華街では、当たり前のよくある話しだ
その子児のあいだでいつも話している事が向こうに見えるウィーグル城
いつかその城に仕えるそれだけが僕たちの夢だった
ウィーグル城の城主
セシル三世は力があればその力を迎えいれると、僕たち子児の憧れの存在だった『頭でも打ったか?レオ』仰向けになりまどろんでいた僕に手を差し出してアルスは言った
『痛っー!』
体中引っ張り合うような痛みに起き上がりその手を取った
『今日は終わりにしよう』アルスは街1番の剣豪で
それでいて人格も良く僕たちの憧れだ
ウィーグル城に仕えるアルスはセブンガーディアンの一人であり、その指揮官だセブンガーディアンとはウィーグル最高の騎士で、ウィーグルの統治力はセブンガーディアンの力無くしてはなかった
『僕もアルスのようなガーディアンになれるかな?』アルスは木刀を直しながら『あと5年
同じように稽古すればねっ』
笑いながら言った言葉に少し腹立ちながらもアルスと直した
『うちで飯でも喰ってくか?』
その言葉に機嫌をなおし
僕はアルスと共に日に焼けた城下街を歩いてアルスの家に歩いて行った

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