ノラ猫 ノラ犬
いつもの角のコンビニでタバコを一服
「マヤ！」
細く金色で短髪のこの男。ノラ犬、走(はしり)だ。
ちなみに現在飼い猫のあたしは麻耶(まや)ノラ犬が付けた名前だ。
「まや、今日俺ンチこねー？」
「走ん家ってあの段ボールの？」
「今はちゃんと壁付きだっつの！ほら、お前の好きな刺身もらった！」刺身にあたしは尻尾をふる。
「?時に行くよ。」
バイトが終わりあたしは刺身の元へ向かった！
「ガチャ」
「ぁ、おかえりなさい」
現在飼い犬の嵩(たかし)が言う。「お前こんな時間までいいのか？ご主人様が心配すんぞ」
「大丈夫！今日は遅くなるよって言っといた」
嵩は小さい頃金持ちの家に引き取られた。
「じゃあまたね！走、麻耶！」
嵩は主人の元へ帰っていった。
帰る家があるのは幸せか不幸か。まだわかんないけど。
あたしの主人は今んトコ、コンビニのおやじだ
「この刺身うま！！」
こんなにうまい刺身は久しぶりだ。「港のおっさんにもらったんだ。猫のお前はさぞ嬉しいだろぅ。はい！お礼のちゅーは？」
「ばーか！」
嵩はいぃ奴だし好きだけどあたしは交尾なんてしたくない。
「あ〜腹いっぱい！」
と、ねっ転がった時にノラ猫の紗香(さやか)
が入って来た。
「まや！久しぶり！元気！？」
紗香があたしに抱き付いてきた。
「元気だよ！紗香は？ちゃんとななに食わしてやってるか？？」
紗香は二年前に子供を生んだが旦那が逃げた。
「うん！今スーパーで働いてんだ！」
時々みんなこうやって走のトコに集まって来る。
走はノラの先頭だからだ。
捨てられたやつらみんなを育ててきた。
多分辛い時に来てるんだろうと思う。ノラにはきつい時もあるが、あたしはずっとノラ猫でいたい。これから先もノラ犬、走と！！
「マヤ！」
細く金色で短髪のこの男。ノラ犬、走(はしり)だ。
ちなみに現在飼い猫のあたしは麻耶(まや)ノラ犬が付けた名前だ。
「まや、今日俺ンチこねー？」
「走ん家ってあの段ボールの？」
「今はちゃんと壁付きだっつの！ほら、お前の好きな刺身もらった！」刺身にあたしは尻尾をふる。
「?時に行くよ。」
バイトが終わりあたしは刺身の元へ向かった！
「ガチャ」
「ぁ、おかえりなさい」
現在飼い犬の嵩(たかし)が言う。「お前こんな時間までいいのか？ご主人様が心配すんぞ」
「大丈夫！今日は遅くなるよって言っといた」
嵩は小さい頃金持ちの家に引き取られた。
「じゃあまたね！走、麻耶！」
嵩は主人の元へ帰っていった。
帰る家があるのは幸せか不幸か。まだわかんないけど。
あたしの主人は今んトコ、コンビニのおやじだ
「この刺身うま！！」
こんなにうまい刺身は久しぶりだ。「港のおっさんにもらったんだ。猫のお前はさぞ嬉しいだろぅ。はい！お礼のちゅーは？」
「ばーか！」
嵩はいぃ奴だし好きだけどあたしは交尾なんてしたくない。
「あ〜腹いっぱい！」
と、ねっ転がった時にノラ猫の紗香(さやか)
が入って来た。
「まや！久しぶり！元気！？」
紗香があたしに抱き付いてきた。
「元気だよ！紗香は？ちゃんとななに食わしてやってるか？？」
紗香は二年前に子供を生んだが旦那が逃げた。
「うん！今スーパーで働いてんだ！」
時々みんなこうやって走のトコに集まって来る。
走はノラの先頭だからだ。
捨てられたやつらみんなを育ててきた。
多分辛い時に来てるんだろうと思う。ノラにはきつい時もあるが、あたしはずっとノラ猫でいたい。これから先もノラ犬、走と！！
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