携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> アドベンチャー >> 守るべきもの ?

守るべきもの ?

[592]  ヒカリ  2007-08-14投稿
「?」
少年は格子を透かして
中の人物を見ようと
しているようだ
「なにか用か?少年」
ユウキがきいた
「えっ、いや…。えっと…さっき落とし物をした人がいたんだけどこの車の人かな…って…思って…」
闇忍を表す仮面を見て
少年は少したじろいだ
「落とし物?」
「どうしたんだ?急に止まって。なにかあったのか?」大名が格子から
顔を出してきいた
「この少年が落とし物を拾ったらしいのですが、しかしずっと車に乗っていたので違うのではないのかと…」
華菜が大名に説明する
「あ…!!!」
しかし少年は
大名の顔を見ると
素早く走り去った
「?なんだったんだ?」
一行は疑問をあらわす
その時
ピィ―――――――\r
と高い笛の音が
どこかから響いていた

「………」
その音とわずかながらの
殺気に気付いたのは
白冬だった
「…籠の中に入ってください」
そう大名に告げ
共の者達も
一つのところに集めた
「白冬…?」
ユウキと華菜は
不思議そうにみている
響は殺気は
感じとれなかったが
白冬の行動から
敵がくることがわかった
「響、華菜。かまえろ。敵がくるぞ」
そう呼びかけた
人込みの中では
色々な気が混ざり合って
なかなかわかりにくい
まだ二人が状況を
飲み込めないのも
響が殺気に気付くのが
遅れたのも仕方がない
あのタイミングで気付いた
白冬が敏感なだけだった
「ここは街中だ。なるべくまわりにも被害の無いようにしろ!あと、出来るだけ生け捕りにしろ!」
響が指示する
人込みがわれて
がらの悪い集団が
姿をあらわした


「へっへっへ…」
それは盗賊の一団だった
刀や槍など
武器をもっている
「何かようですか?盗賊の一団がこんな昼間から堂々と」
ユウキがきく
「いやなに、あんたらが守ってる大名をちょいと頂きにね」
おそらくこの団の
頭であろう男が
ユウキの後ろの籠車を指した「このごろずっとこの方を狙っていたのは、お前達なのか?」
「そうさ。外に出てるときを狙ってたんだけどよ、最近引きこもっちまって、困ってたんだ」
まわりから街人が
はなれていく
「すべては金のためだ!覚悟しろ、クソ忍者!」
盗賊達がかかってきた

感想

感想はありません。

「 ヒカリ 」の携帯小説

アドベンチャーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス