ロスタイム
「文句あんのかよ?」
やっちまった・・
また逆ギレ・・
その「文句」を言わせないように俺はどこまでも身勝手になる・・
ケンカの原因は全部俺にあった
夜遊び
パチンコ
君を簡単に裏切って平気な顔してた
最低な俺
だからこれ以上低くなることはない
とっくにあきれてるよな・・
きっと別れたいと思ってる・・
当たり前だよな
君の本音を聞くのが怖かった
ある日
パチンコでありったけの金を使い果たし夜遅くに帰ると
台所に君が座ってた
「まだ起きてたの?」
「うん・・」
君は寂しげな表情を浮かべていた
異様な空気
冷たい空気
俺はその重さに潰れないようにその場から逃れようとした
「今日は疲れたからもう寝る」
「うん・・」
君は何か言いたげだった
それがどんなことか俺は何となく察知した
もうダメか・・。
君からそれを聞く前に
俺から口を開いた
「別れようか」
自分が言った本音じゃな言葉に俺は潰れそうになった
君が俺をホントに嫌いになる前に、それなら俺の方から君を嫌いになろうと思った
卑怯で身勝手で最低だ
最低だ・・
君の答えは分かりきっていた・・
君は何かふっきれたように俺の目を見て言った
「私は別れたくないよ」
えっ・・
「私そんな簡単には壊せないから・・」
何も言えなくなった
君の気持ちを分かってるつもりでいた
俺は君の何を見てきたんだろう?
君の目は真っすぐ俺を見ていた
こんな俺としっかり向き合おうとしていた
裏切られても裏切られても俺を好きでいてくれた
久しぶりに君の目を見ることができた・・
今俺は
パチンコも
夜遊びもしていない
君といる時間が一番幸せだから
やっちまった・・
また逆ギレ・・
その「文句」を言わせないように俺はどこまでも身勝手になる・・
ケンカの原因は全部俺にあった
夜遊び
パチンコ
君を簡単に裏切って平気な顔してた
最低な俺
だからこれ以上低くなることはない
とっくにあきれてるよな・・
きっと別れたいと思ってる・・
当たり前だよな
君の本音を聞くのが怖かった
ある日
パチンコでありったけの金を使い果たし夜遅くに帰ると
台所に君が座ってた
「まだ起きてたの?」
「うん・・」
君は寂しげな表情を浮かべていた
異様な空気
冷たい空気
俺はその重さに潰れないようにその場から逃れようとした
「今日は疲れたからもう寝る」
「うん・・」
君は何か言いたげだった
それがどんなことか俺は何となく察知した
もうダメか・・。
君からそれを聞く前に
俺から口を開いた
「別れようか」
自分が言った本音じゃな言葉に俺は潰れそうになった
君が俺をホントに嫌いになる前に、それなら俺の方から君を嫌いになろうと思った
卑怯で身勝手で最低だ
最低だ・・
君の答えは分かりきっていた・・
君は何かふっきれたように俺の目を見て言った
「私は別れたくないよ」
えっ・・
「私そんな簡単には壊せないから・・」
何も言えなくなった
君の気持ちを分かってるつもりでいた
俺は君の何を見てきたんだろう?
君の目は真っすぐ俺を見ていた
こんな俺としっかり向き合おうとしていた
裏切られても裏切られても俺を好きでいてくれた
久しぶりに君の目を見ることができた・・
今俺は
パチンコも
夜遊びもしていない
君といる時間が一番幸せだから
感想
感想はありません。