君の様子がいつもと違う・・

落ち込んでいるのか？
何か悩んでいるのか？

元気がない・・

いつもは俺が黙っていると
｢どうしたの？なんかあった？ねぇ？｣
そんな風にうるさいほど聞いてくる

今日は違う

静かすぎる

君が何か重い荷物を背負ってるように思えた

肩が震えてる
泣いてるんだ

｢どうしたの？｣

いつも君が俺にかけてくる言葉を俺は君にかけてあげる勇気がない

余計君のその荷物を重くしてしまう気がして・・
頭の中では
知りたくて
聞きたくて

でも
それは誰でもできることで・・

俺はこんなに彼女の近くにいるんだ

何ができる・・？
俺は何をしてやれる？

そんな風にいろんなものが頭を巡っていた

そんなとき

｢ごめんね・・泣いたりして・・私らしくないよね？｣

彼女の濡れた目が俺を見ながら言った

胸が痛くなった

そして
彼女を強く抱きしめた

｢今はなんも言わなくていいよ。思いっきり泣いていいんだよ｣

彼女の震える肩から伝わる振動が俺の心を震わせていた

胸が熱くなった

今俺にできること

それは彼女の背負ってるものを少しでも軽くしてあげることなんだ

それは難しいようで簡単なこと

側にいてあげること

彼女の泣ける場所をつくってあげること

嬉しいとき
楽しいとき
悲しいとき
つらいとき

そのすべてを一緒に感じ生きていく

それが

｢ライフパートナー｣

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