携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 「ペン」と「消しゴム」(1)

「ペン」と「消しゴム」(1)

[682]  ロード  2007-09-17投稿
「やっぱ俺・・お前のこと好きだ」

静かな体育倉庫の裏
ドラマの一コマのよう

みんな「バカ男」の恋の行方が気になり影から聞き耳をたてている

「ごめんなさい。ホント無理なんです!」

みんな一斉にクスッと笑った

「バカ男」が学園のアイドル「沙也香」に告ったのはこれで3回目

一回目は放課後の教室

部活中の沙也香をわざわざ教室まで呼び出した

二回目はなぜか屋上

部活で筋肉痛の沙也香をわざわざ屋上まで来させた
彼なりに考えたシチュエーションは完全に裏目にでた

一回目
「ごめんなさい」

二回目
「ホントごめんなさい」


「頑張ったよ。お前は」
みんななぐさめた

しかし彼は「バカ男」
そこらの男とは違う

「まだいける。次がラストチャンス」

これに周りは完全にひいていた

そして次の日
「バカ男」という不名誉なあだ名がつけられていた
告白に「三度目の正直」なんてあるはずがない

当然の結果だった

そんなバカ男を嫌いイライラをつのらせている男がいた

彼の名は「信司」
元々バカ男にはなんの興味もなかった

しかし
彼は沙也香のことが好きだった

< 続く>

感想

感想はありません。

「 ロード 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス