携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> SF >> 〜Stliker〜哀編(91)

〜Stliker〜哀編(91)

[388]  焼き魚  2007-09-24投稿
龍雅のストライカー『ディア=パノス』はミラのストライカー『プロキオン』に対し猛攻を仕掛けるもそのスピードに翻弄されてしまい、逆にプロキオンの電磁ウィップに右足を捕らえられてしまう。

強力な電流が流れ込む中、ディア=パノスは力を振り絞り電磁ウィップを引きちぎった。
ミラは相手の予想外の行動に困惑した。

ミラ「うそぉ!?鞭がちぎられた!?」

龍雅「くたばれぇええ!!」

ディア=パノスは直ぐさま反撃に転じプロキオンに対し体当たりを仕掛けダブルトマホークで切り付けた。
プロキオンはこの攻撃を左脇腹にかすり傷が出来る程度で回避した。
ディア=パノスはすぐに追撃するがプロキオンは持ち前のスピードで距離をとる。

ミラ(この子の武器はこれだけじゃない!?)

プロキオンは胸部、肩部、脚部の多弾頭ミサイルカタパルトを展開すると ディア=パノスを標的とし、全てのミサイルを前面に発射した。

龍雅(回避は困難か…ならば!)

ディア=パノスは無数に襲い掛かるミサイルの群れに捕まった。
しかし、直撃するミサイルを比較的ダメージの少ない物に限定し尚且つ回避行動を徹底した結果…機体は激しい損傷を受けながらも何とか生き延びてミサイルの群れの中を突っ切った。
ディア=パノスはそのままプロキオンに突っ込み右の拳をカタパルトが開いた状態の胸部に命中させた。
プロキオンの胸部カタパルトは大破したが密着したディア=パノスを膝蹴りで突き放した。

ミラ(何か龍雅を倒す策を考えないと??…!!!)

その時、自らの元に落下してくるビームランチャーが目に飛び込んで来た。
プロキオンは推力を停止し地面へと落下していく。
ディア=パノスは左手にサブマシンガンを構え、射撃しながらバーニアの出力を最大にして追撃する。
ミラは目を閉じた。

ミラ(龍雅…見くびらないで?)

次の瞬間、プロキオンの背後にエネルギー状の菱形を象った目が翼を模した状態で現れた。
龍雅は動揺しこれから自分の身に起こりうることに恐怖した。
プロキオンは落下してきたビームランチャーを受け取るとエネルギー出力を最大にして直ぐさま発射した。
ディア=パノスはダブルトマホークを回転させビームに向かい投げ付けた。
双方の攻撃が当たった瞬間、その場で大爆発が起こった。

感想

感想はありません。

「 焼き魚 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス