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アビス

[863]  カエル豚骨  2007-10-03投稿









?「………………これで…………10人目か…………。」
?「俺………いつから殺しを始めたんだろう。」












?「……………お前………どけ……!」


??「なんで?僕は悪い事して無いよ。」
彼の名前はイル
イル「お兄さん、血まみれだよ?」
?「うるせぇ…………少し………しくじっただけだ………。」

イル「なんで?」
?「油断したんだよ、それにお兄さんじゃあねぇ、キノレだ。」
イル「キノレ。」
キノレ「だから邪魔だ、さっさと退け。」





イルがニヤッと笑う
イル「やっと会えた。」
キノレ「あ?」

イルがポケットに手を突っ込む。
イル「」
キノレ「なんだ?何言ったんだ?」
イル「地獄ってさ……どんな所だと思う?」








キノレ「……そりゃあ、針の山とか……溶岩の池とかある所だろう?」
イル「違うよ、地獄ってのは…。」
ポケットから、箱を取り出す、中から針で滅多刺しされ、針だらけの人形が出て来た。
キノレ「な…なんだ…よ…!それは!」
イル「地獄さ。」
突然、人形が大きくなる。
イル「殺人、強奪、偽り、暴行………。」



イル「小さな罪を除いて、あなたは地獄逝きの形になりました」


地獄という 人形が キノレ を抱き 穴 だらけ に なった。



























イル「…………あなたも………気をつけて下さい…」

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