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サ イ コ

[337]  カエル味噌  2007-10-20投稿
歩く道《3)






道を反れて歩くのは人道から外れているのか。

また、新たな発見を出来る道なき道なのか。









クリス「うわぁ…………。」



部屋は丁度男と女が別れる構造になってる。


ヴァイス「私とクリスは窓無しの部屋にするよ。」




ヴァイスが切り出す。
サイコ「おK、んじゃ俺達先に風呂入ってくるわ。」





セイム「行こう。」






クリス達はホテルで情報を集める事にした。





男性「なんだい?」
クリス「あの……」
クリスは驚いた顔をする。


クリス「私が見えるの………!?」
男性「何言ってるんだ、見えるに決まってるよ。」



ヴァイス「ここにも髑髏マークが付いていたろう?店の入口に貼ってある店は私達が見えるのを忘れたのか?」



クリス「あっ………。」
クリスは照れくさく頭を掻く。




ヴァイス「まぁ良い…、あの、この付近は何故暑いんですか。」


男性「最近工場が出来てね、冷房を作る工場らしいんだけど、冷房を作るほど暑くない地域だから…………すぐに潰れると思われてるんだけど………最近変なパイプが立ってね…………。」



クリス「パイプ?パイプで暑くなるの?温度が?」



男性「うーん………ごめん……パイプしか知らないんだ。」




ヴァイス「場所はどこだ?」


男性「場所はここから北に進むとあるよ。」





クリス「分かった、ありがとうございます!」

男性「うん、さようなら。」


ヴァイス「恩に着る。」







風呂は露天風呂だった。


サイコ「うひゃあ…………スゲェ…………。」






セイム「あのさ…………サイコ君に話して置くべき事があるんだ。」





サイコ「ん…?」



セイム「実は…………さっき見えなかったのは僕なんだ。」




サイコ「えっ!?なんで?店員に見えてたじゃん!」


セイム「サイコ君、今から僕が話す事は誰にも言ったら駄目だよ。」




続く

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