携帯小説!(スマートフォン版)

月の葉書

[1080]  速見  2007-11-05投稿
砂漠から全体をマントで覆った一人の男が町に到着した

男)やっと着いた〜

男はフードを上げて町を見回した

男)さっさと宿を探さないと

そういって男は宿を探しにまた歩き出した瞬間

ガッツ

なんといきなり見知らぬ少年に足蹴をやられてコケてしまった

少年)やった

少年は小さくガッツポーズをして一目散に逃げた

男)全く酷い子供だ

なんと、かなり酷いこけかたをしたのにも関わらず男は平然と足元の埃を払っていたのだ
男)さて宿探しの前に飯でも食べるか

男は財布を取り出そうとしたが

男)すっすられた

顔を真っ青にして少年が逃げた方向を見た

その頃少年は町の片隅にあるボロい小屋に入っていた

少年)シュイント!!これで当分は安心だよ

少年はベットで横になっている弟に財布を見せて言ったそんな時

役員)邪魔するよ

いきなりズカズカと3人位少年らの家に入って来た

少年)かっ金ならこっここにちゃんと用意したよ

少年はビクビクとしながら財布の中の一部を役員に渡した

役員)確かに……だが次の納税日にはちゃんと払って貰わんと………分かっているな

役員が脅しながら言った

少年と弟は抱き合って恐怖から堪えていた

役員が帰っていくと少年達はホッとしたようで泣きながらその場に座り込んだ泣きやむと

少年)のっ残ったお金で、食べ物を買って来るね

少年がそういって財布をとりだした瞬間

ヒュ〜ッ

兄弟の周囲に風が舞ったと思ったら、財布が勝手に手から離れてドアの方向に浮いて言ったのだ、その先には

パシッ

あのマントの男がいた。財布を直ぐに確認する男。財布が宙を舞った事に兄弟は目が点になる

男)おい!!中身はどうした?

男が少年に問い詰める

少年)あっごっゴメンナサイ!!

少年は直ぐに謝った

男)ゴメンですんだら警察は入らないんだよ

男が少年の首元を持って上げた瞬間少年のフードが取れたが!!なんと

フサッ

綺麗な長い髪がフードから出てきたのだ

男)お前……女だったんかよ

男が女の子と分かった瞬間脳裏にこの女の子と面影がそっくりな子を思い出していた

女の子)本当にゴメンナサイ私達にはこれしか道は無かったの

少女はうつ向いた表情で謝った。男は少女以外にも衰弱した弟も見てさらによく見ると部屋中荒らされていて困ったように頭をグシャグシャとかいた

感想

感想はありません。

「 速見 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス