重ねた手のひら(1)
「あのさ・・。」
・・・・。
「別れようか・・。」
「・・うん。」
たったこれだけの言葉
たったこれだけの二人
12月の夜
いままでで一番寒い夜だった・・
クリスマスを待ち、電飾に灯されて光る街が
なぜか虚しく
なぜか切なく
真っ暗になった心をかすかに照らしていた
君が背を向けて俺から離れていく・・
なにか言おうとしたけど無理だった
できなかった
遠ざかっていくその背中をただ見てることしか・・
「ごめんな」
せめて謝らなければいけなかった
わがままで
自分勝手で
いつも君を傷つけていた
・・・・。
「別れようか・・。」
「・・うん。」
たったこれだけの言葉
たったこれだけの二人
12月の夜
いままでで一番寒い夜だった・・
クリスマスを待ち、電飾に灯されて光る街が
なぜか虚しく
なぜか切なく
真っ暗になった心をかすかに照らしていた
君が背を向けて俺から離れていく・・
なにか言おうとしたけど無理だった
できなかった
遠ざかっていくその背中をただ見てることしか・・
「ごめんな」
せめて謝らなければいけなかった
わがままで
自分勝手で
いつも君を傷つけていた
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