卯月の君?
それから 足早に店を出た2人。
季節は夏で まだ少し空が明るい。
早くこの空が暗くなればいいと 君も思っているように見えた。
君は私にキスをせがむように 私の方に視線を送っていた。
私はわざと目を反らす。
「キスしてもいい?」
「ヤダ」
「いいやん」
って言ってる間に 君の顔が近づいて来た!
信号待ちの車の中で、私と君は、5年ぶりにキスをした。
それから 人目を憚るように ホテルに入った。
私は家族のことが 脳裏にあったから 微妙な気分だった。
こんなこと、いい筈がない。
罪悪感と本能が入り混じっていた。
帰りの君は もう私に一生会えないかのように別れを惜しんだ。
私の手をぎゅっと握っていた。
「もう会われへんねんぞ」
「会えるよ!お互いに会おうとしてなかったから会えなかっただけだよ」
「…会うとしたら、どれくらいのペースで?」
「う〜ん…あんまり頻繁には会えない」
「1ヶ月に1回とか?」
「う〜ん、それくらいかなぁ」
「わかった」
こうして 私と君は時々会うようになった。
帰路は また私を悩ませた。
君に会えた高揚感と罪悪感。
私はもう後には引けなくなっていた。
季節は夏で まだ少し空が明るい。
早くこの空が暗くなればいいと 君も思っているように見えた。
君は私にキスをせがむように 私の方に視線を送っていた。
私はわざと目を反らす。
「キスしてもいい?」
「ヤダ」
「いいやん」
って言ってる間に 君の顔が近づいて来た!
信号待ちの車の中で、私と君は、5年ぶりにキスをした。
それから 人目を憚るように ホテルに入った。
私は家族のことが 脳裏にあったから 微妙な気分だった。
こんなこと、いい筈がない。
罪悪感と本能が入り混じっていた。
帰りの君は もう私に一生会えないかのように別れを惜しんだ。
私の手をぎゅっと握っていた。
「もう会われへんねんぞ」
「会えるよ!お互いに会おうとしてなかったから会えなかっただけだよ」
「…会うとしたら、どれくらいのペースで?」
「う〜ん…あんまり頻繁には会えない」
「1ヶ月に1回とか?」
「う〜ん、それくらいかなぁ」
「わかった」
こうして 私と君は時々会うようになった。
帰路は また私を悩ませた。
君に会えた高揚感と罪悪感。
私はもう後には引けなくなっていた。
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