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月の葉書10

[623]  速見  2007-11-20投稿
一宿一飯の恩があって、風紀は護衛の件を引き受ける事にした

それに一つ気になる事もあったので………

(二週間前から……)ウァーチェリファミリーの父親が言った事である

風紀)(二週間前と言ったら、あの首尾隊の時とほぼ同じ時なんだよな〜

風紀はこの前の町の事を思い出していた

そうやって、思い出していると………

ナラビ)風紀兄ちゃん後、この山を越えれば集落に着くよ

風紀に話しかけてきたこの幼い少年が、この一族の宝玉を体に宿しているが為に、クエア一族に狙われている

ウァーチェリファミリーは、期待を胸に足も段々速くなっていった
そうやって、山のてっぺんに着いた
だが!!!

皆)なっ!!?

皆は愕然とした
そこには、見るも無残に破壊された集落がそこにはあった

まだ火の気が残っていた……………

ウァーチェリファミリー)皆ぁぁぁぁぁぁぁぁ

風紀以外一斉に山を下り集落に向かった

風紀も慌ててファミリーの後を追って行った
集落の前

そこには、集落に住んでいるだろう人々の死体が散乱があった
ファミリーは、最期の希望が無くなった様で膝を着けて泣いていた
風紀)………………………………

風紀の脳裏にこの様な光景が浮かんだ。少し違うのは、燃えているのは大きな屋敷と言うことだ

風紀がボーとしていたが……………

ピクッ

風紀が何か感じとったみたいだ

風紀)皆っ!!!こっちだ。まだ生きている人がいる!!!!

ファミリー)なんだって!!!!

ファミリーは涙をふいて、風紀の後を追って行った

父)何故生きている人がいると分る?

父が聞くと

風紀)俺は風の力を持っている。こっちの方で今、微かだが確かに風が動いたんだ!!!!

風紀は説明しながら必死に走った。

風紀)(絶対に死なせやしない)


風紀がいち早く現場に到着した

ガララララ

風紀は必死こいて瓦礫を崩していった

途中で、ファミリーも加わり早く瓦礫をどかす事が出来た

父)大丈夫か?

父が救出した老人を抱き抱えた

老人)にっ逃げなさいウァーチェリ!!!わっ罠だ!!!

老人は、最期の力を使い喋った。だが、その一言を言った瞬間!!!
ガクッ

老人は皆の前で息絶えた

老人の言葉の意味は直ぐに理解出来た

バサッバサバサバサ

集落の周りから凄い人数のクエア一族が空中を囲んだ!!!

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