携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ファンタジー >> 月の葉書11

月の葉書11

[581]  速見  2007-11-21投稿
焼け落ちた集落の周囲にあっという間にクエア一族が大勢空中を囲み風紀達を見下す様にみた。ゆうに、100人はいる

クエア一族は皆ヘラヘラと笑い優越感に浸っていた

父)何故我らの集落を襲った?

父は怒りと悲しみが入り交じった声で聞いた
クエア1)知れた事を聞くな!!!!

クエア一族の一人が言った

クエア2)そこにいる、小僧が持っている宝玉だ!!

一斉にクエア一族が、ナラビを見る
ナラビは怖くなって、兄の後ろにしがみつく様に隠れる

風紀)なら、集落の人達は殺さなくてもいいんじゃないのか?

風紀は、また昔の記憶と被り怒りをクエア一族に向けた
その殺気はクエア一族全てに恐怖を与えるくらい重く冷たい殺気であった。ファミリーも、その尋常ではない殺気にタジ?とさせた

だが、ファミリーの父は、好機と思った

パン!!!

両手を音が鳴るぐらい勢いよく合わせた
次の瞬間!!!!

パァァァァァァァァ

両手から眩しくて目が開けれない程の光が出て来た

風紀)なっこれは!?

風紀が目を開けられず、驚いていると

兄)こっちです。風紀さん!!!

ファミリーの兄に引張られ誘導されたが!!

クエア)こんな子供騙しが今さら通用するとおもったのか?

なんと、見事な不意打ちにもかかわらず、数体のクエアがファミリーの目の前に羽で攻撃して足止めした

父)くっ

ファミリーは万策尽きたみたいで、後退りした

風紀)お前らの一族の力って…………

クエア)そうだ。光の力の一族だ
クエアが、代りに答えた

クエア3)我らの目的は、その小僧を使い世界中にある“月の葉書”を集める事だ!!!!!

風紀)!!!!!なっ…………

風紀が驚く

風紀)ナラビっ、お前月の葉書をさがせれるのか?

風紀は思わずナラビの肩をつかんで聞いてしまった

ナラビ)いっ痛いよ、風紀兄ちゃんっ

ナラビは涙目になって風紀に訴えた

風紀)すっすまん

慌てて手を離した

クエア)この事が世界中に広がったらこの一族は世界中から使われる。だから、その宝玉を持っているガキ以外は殺さないとな
クエアが笑いながら言った

ピクッ

風紀)そんな事で殺したのか?

風紀の殺気が更に増した!!

感想

感想はありません。

「 速見 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス