携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 遠い日の欠片

遠い日の欠片

[383]  璃宮  2007-12-08投稿

全部、全部私のせいね。

もっと、もっと貴方を愛していたら、
貴方は今もここにいたはずだったのに。

もう戻れないの??

終わらない、夜。
お願い。
行かないで、行かないで。
遠く遠く離れて行くの。

私なんかのどうしようもない力で、
歯車が回り出してしまう。
私は今確かに歩いているのに、貴方は止まったまま。

ただ、ただ祈ったの。
自分に暗示をかける様に。
ただの思い過ごしに過ぎなかったけれど。


感想

感想はありません。

「 璃宮 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス