携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ファンタジー >> 月の葉書19

月の葉書19

[530]  速見  2007-12-10投稿
スミア)キァァァァァァ

スミアの声が部屋に響き渡る!!!!ところが

スカッ

男)なっ

なんと、男の一撃は風紀の体を通り過ぎ空を切る音がした

風紀)助かった

奥から風紀の声が聞えた

男が声の方向に顔を向るとそこには、両手を合せた姿と風紀の襟を掴んで引張るカリの姿があった

カリ)一体どうなってるんだ?

ナラビ)僕は光の力で光を屈折させて幻を作る事も出来るんだよ

ナラビは自慢げに言う
風紀)助かったよ二人とも

ガッッ

風紀は両手を男に向けた

風紀)二人がくれたチャンス無駄にはしない

男)フン、いくら攻撃しようが月の葉書がここに有る限り何度やろうが何度でも回復出来る

男が余裕こいて言った

風紀)この一撃は重いぞ

風紀が怒りを込めて言った

風紀)ウイン・ガルガ

風紀が技名を言った瞬間、両手から藍色の風が放たれ、男の龍の腕をいとも簡単に貫き腹部に直撃した

ガクッ

余程威力があったのか、衝撃だけが男の体内に残り藍色の風は体を突抜け、男はその場に仰向けに倒れた

グリッ

男は完全に白目を向けて気絶をしていた


ふ〜

風紀は大きく溜め息を出してその場に座り込んだ

風紀)流石にあれだけダメージ与えりゃ〜回復はできなっ………

風紀が言いかけた瞬間

パァァァァァァァァ


なんと、また月の葉書から光が出てきたのだ!!!!


風紀)なっまだ回復出来るのか?

カリ)なにっ!!また復活するのか?

風紀の言葉に動揺する

だが………

ナラビ)……違う………

ナラビがボソッと言った

風紀)なんだって?

風紀がナラビの方へ向いた瞬間

サァァァァァァ

なんと、男の体の回復が途中の時に月の葉書がまた崩れ去ったのだ!!!

風紀)なっ

風紀はその光景をみて愕然としたが、もっとヤバい人がいた

スミア)あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

スミアは、砂と化して無くなる月の葉書を見て絶叫し絶望していた



その後、男は捕まった。男は一匹狼だったらしい。風紀のウイン・ガルガで、変表族の力を失ったのでもう悪さは出来なくなった

こうして、この事件は幕を降りた………

が、街には今もっと深刻な問題が浮上していた

感想

感想はありません。

「 速見 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス