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月の葉書20

[531]  速見  2007-12-10投稿
街人)スミア様治癒が出来ないとは本当ですか?

街人1)私達は、これから怪我をした時はいかがしたらよいのですか?

街人2)病気にかかったらどうすれば

街人3)etc…………

カリの予想通り街は、混乱していた。スミアの家の周りに街人が群がっていた

風紀)カリのいっていた通りの反応だなぁ

ナラビ)本当だねぇ

風紀とナラビは宿の窓から平然とその光景を眺めて、見物していた

風紀)この状況どうするのかねぇ〜カリは…………

話は昨日に遡る



カリ)俺に任せてくれないか………

カリは風紀とナラビに頼んだ

風紀)任せてってスミアの事か?

カリ)そうだ。スミアとこの街の事だ。昔な、俺が生まれた町に盗賊が来てな、町唯一の医者………俺の親父が殺されて怪我を治療出来ずに死んだ人達を沢山見たんだ。俺も医術は習っていたのだが、怖くて何も出来なくてな、その恐怖から逃れたいと思って気付いたら酒に入浸っていた

カリは、後悔の念を思い出しながらいった。それを、二人は真剣に聞いた

カリ)だがスミアはそんな俺を助けてくれた。スミアはそんな事知るわけないが、俺は少くともそう思っている

風紀)(あの月の葉書は、心の傷も治せたのか………

風紀は思った

カリ)だから、今度は俺がスミアをこの街を救いたい!!!医者として!!!!もう逃げたくはないんだ!!!

風紀とナラビはカリの熱意にうたれカリに任せる事にし一切二人は手を出さなかった

そして、翌日

カリは、スミアの家の前にいた

カリ)お前らいい加減にしろ!!!!

カリが叫んだ

シーン

街人の声が静まった

カリ)昨日の盗賊のせいで、スミアの力は失ってしまったのはもうどうしようもない。だが数年間スミアは、お前らの為に費やして来たんだ。次は、お前らが恩返しする番じゃないのか?


街人)だっだがどうやって…………

街人が聞く

カリ)俺は、前住んでいた街で医者をやっていた。この中に医者になりたい奴がいたら俺が医術を教える

カリが言った

皆沈黙したが

街人)俺は、スミア様の為に医者になりたい

一人の青年が名乗りでた

それがきっかけになり、その後100人程が名乗り出して来た

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