携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> ピカソが書いたゲルニカ。

ピカソが書いたゲルニカ。

[437]  璃宮  2007-12-15投稿

ただ君を愛してる。
愛してる。愛してるの。

君があまりにも綺麗すぎて、何度も、何度も汚しては捨ててきた。はず、

なのに、

君はまたこの薄汚れた牢で僕に笑いかけた。

《名もない子供、笑いかけた。汚して捨ててきた。窓越しの君。サヨナラと言うキスを窓に残して。》

諦めたはず、だけどまた僕はここに居る。

何度も笑いかけてきた、君。どうして君は居ないの。
ある人に訪ねました。
(ここに名の無い子供は居ましたか?もう居なくなってしまったのですか?)

ある人は答えました。
(消えてしまったよ。ある日突然にね。誰かの後を追う、ってさ。その子供の最後に残してった言葉だよ)
あぁ、そうか。

何でだろう。冷たい。水?わからない、止まらない。冷たい、冷たいよ、
冷たい。。。

_ただ愛してる、愛してる、愛してるの_


ある人が言いました。
12時になったら帰って来なさいと。
でも12時が過ぎても私は貴方を待ちました。

禁を破ってしまいました。
愛が、愛が欲しかっただけなのです。

一輪のチューリップの花が、枯れました。

【チューリップの花言葉は″愛の告白″】

ただ君を愛してる、愛してる、愛してるの。

報われない願いだけど。



感想

感想はありません。

「 璃宮 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス