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月の葉書23

[502]  速見  2007-12-17投稿
村は、寂れているというか今までの町と比べたら一番小さく、余り栄えていないようだ


そんな所でも、月の葉書の旅で疲れていた二人には心を癒すオアシスとなる



ナラビ)風紀兄ちゃん、宿にまず行こうよ。クタクタだよぉ

ナラビは、疲れた様子で言った。無理もない、まだナラビは七歳なのだから………いくら宝玉を宿して普通の子供より体が優れて体力があっても、四日間の旅は疲れて当然だ



風紀もその事に気付いていたので、すぐに宿を探した


宿は村に一件しかなく村の入口から100m程歩いた所にあった


栄えていない村という事で、宿も例外ではなく小さかった

宿に入ると仕切りが一切なく一部屋だけであった。どうやらこれが、この村の家の作り方であるようだ

風紀達は、宿の人を探すと家の片隅に……


風紀・ナラビ)??

宿の人らしき人達がベットを囲んでいた


風紀とナラビは「何だろう?」と、思い…………


風紀)どうした?



風紀とナラビは失礼だと思ったが、部屋の空気が重い事に気付いたので、宿の人達の所まで歩み寄ったのだ


宿の人)あぁ、お客さんですか?

そういって宿の人が振り返ると、ベットで寝ている人が見えた。そこで寝ていたのは、村の入口で倒れた女性であった!!!!




寝ているというか、衰弱という方が当たっているだろう…………風紀よりも少し年上の女性が寝かされていた


二人が見えたのは一瞬だった……………が、風紀の顔が真っ青になった

ナラビが気付いたようで

ナラビ)どうしたの?風紀兄ちゃん?

ナラビが聞くが、もうナラビの隣に風紀はいなかった


風紀)香雲!!!!!!!!????



風紀は血相を変えてベットに駆け寄った!!!!!!

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