携帯小説!(スマートフォン版)

無垢

[597]  rai  2008-01-24投稿

・・・あるところに、
一人の殺人鬼がいた。
「そいつ」は人を殺す事に快感を得ていた。
人を殺した後、
死体を見て「そいつ」は
いつも笑っていた。

「そいつ」は世間に
「悪」
と、呼ばれていた。


・・・あるところに
一人の偽善者がいた。
「そいつ」は人のためにつくして快感を得ていた。
人の為に尽くした後、
人に感謝されて「そいつ」は
いつも笑っていた。

「そいつ」は世間に
「善」
と呼ばれていた。


そして、


二人にはある共通点があった。






無垢に笑うところが。

感想

感想はありません。

「 rai 」の携帯小説

ミステリの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス