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恋しました。6

[510]  さやか  2008-02-03投稿
手を掴まれたまま、駅の外に出た。

私は顔を見上げて、どんな人なのか確認しようとした

私は恐る恐る顔を見上げると、あの彼がそこに居た…


彼は、走ったせいか、息を切らしている…


そして…


『大丈夫だった?…ケガはない?』
彼は私を心配してくれた…


『…大丈夫です!本当にすみません…また助けて頂いて……ありがとうございます!』
私は息を切らしながら言った。




彼はまた私に微笑んでくれた…

『もう遅いから、家まで送るよ。…あと心配だし。』彼は少し顔を赤らめながら言った。






家までの帰り道…
彼と色んな話をした。



彼の名前は【春野 逡】
フランス人の父を持つ、ハーフだ。

彼は、デザインの専門学校に通っているそうだ。

将来は、フランスに行って有名なデザイナーになるのが夢らしい…

その後も、彼は楽しそうに話している…


自然と、私の心は温かくなった。


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