携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 恋しました。14

恋しました。14

[436]  さやか  2008-02-10投稿
空を見上げれば、綺麗な星空が広がっていた…


(はぁ…今頃何してるんだろう…私の事なんか‥忘れちゃったのかなぁ……?)
私は少しため息をした…。


『はぁ〜…俺何やってるんだろう……バカだよ…。』
私の隣の人が言った…。



2人は、お互いに気付かないまま、星空を見上げていた…。



『何かあったんですか?』
私は隣の人に声を掛けてみた…

『…ぁっ、はぃ。約束してたんだけど、待ち合わせ時間に遅れちゃって…今日……大事な日だったのに…』
2人はまだ星空を見上げている…


『そうだったんですか〜…まだ‥彼女待ってるかもしれないですよ?』

私はまだ彼を待っている…

『それはないかも……俺、自分から約束しといて、破っちゃったし………それに、彼女じゃないんですよ………』

彼は悲しそうな声で言った…

『…彼女じゃないんですか?』

私は気になって問い掛けてみた…。


『…はい。…恥ずかしい話なんですけど……彼女はもう忘れてるか〜……実は、中学の時に好きだった子なんですよ…。でも、中2になる前に転校しちゃって……俺もそん時背も低くて‥今とは大違い…。それで、たまたま専門学校に通う電車で、見覚えのある美人がいて……あの子だって、すぐ気付きました。…でもねぇ…』

彼は、苦笑いしながら言った…。


『そうなんだぁ〜。初恋かなぁ?…ぁっ!携帯掛けてみれば?』

私はその彼が誰かと似ているような気がした…。


『初恋かな…。でも、後輩に携帯壊されちゃって…ホントついてないよな〜…』
私は彼の恋を応援したくなった…。


感想

感想はありません。

「 さやか 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス