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月の葉書2部1−5

[464]  速見  2008-02-20投稿
香雲)なぁに?ナラビ君?

不意に話しかけてきたナラビに二人は振り向いた

風紀)どうしたんだ?

風紀も尋ねると

ナラビ)風紀兄ちゃんさ、お姉さんに会う前に“僕自信の旅の目的を考えろ”って言ってくれたよね

風紀)あっそういえばそう言ったな

風紀は思い出した様に呟いた

香雲)何々?二人で相談事でもしていたの?

香雲が二人に聞くとナラビが香雲に教えた



香雲)へ〜そんな事を話していたの?んで、ナラビ君は決まったの?“旅の目的”は?

香雲が聞くと

ナラビ)うん。まだ良く分からなかったけど今日思ったんだ。僕“強く”なりたい!!!

ナラビは強く言った


風紀)強くってお前は強いじゃん今日だってお前のお陰で犯人が捕まってようなもんだし

香雲)そうよ。ナラビ君の能力は凄いよ

二人が励ますと


ナラビ)けっけど僕は今日の犯人を捕まえていなぃ

ナラビが語尾が弱々しく発言する

ナラビ)あのね、今日二人をみて思ったんだ。チンピラを一人であっという間に倒した風紀兄ちゃんや盗賊を一人で倒したお姉ちゃん

*実は盗賊五人を追い詰めた張本人は香雲であった

ナラビ)僕は犯人に会うといつも二人に守られているって今気付いたんだ。だから、僕も二人みたいに強くなりたいんだ!!!


ナラビが弱々しい口調から最期には想いあるハッキリとした口調へと変化した

ナラビの今日想った事を二人に感じたままに伝えると二人は理解したようで………

風紀)よし、じゃあ旅の途中でお前を俺らが鍛えてやる

ナラビ)本当!!?

ナラビの目がキラキラと輝く


風紀)ただし、俺らが教えるのは、肉体的な事…………つまり体術だな。あと難しいかもしれないが光の力についてはお前が自分で考えないといかんぞ

風紀がそう言うとナラビは分かったみたいで頷いた

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