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AIS#32

[594]  速見  2008-02-20投稿
〜機関室前〜

ダル)イチチチ

何とか爆風を木々のお陰で生き延びれたがダメージは大きいようだ

ダル)(今日何回死ぬ目に合えばいいんのやら

ダルは、そう思いながらも立ち上がったその時ダルは………

ダル)このまま大きく迂回すればグラウンドを通らずに体育館に行ける

それを思い出したダルは、一目散に体育館に向かった。体育館に近付くに連れて皆の声が聞えてきた。ダルの読みは当たっていた。体育館の正面出入り口についたとき、皆を呼ぼうと片手を口に当てたが…………

ピッピッピッ

ダルの声はその音により閉ざされた。どれだけ犯人は絶望を与えれば気が済むのだろうか?そこには映画とかででる時限爆弾がセッチされていたのだ。しかもタイマーが刻々と刻んでいた。直ぐにでもとめようとしたが…………

  [暗証番号]

そういってタッチパネルでその文字が点滅していた。止めるには暗証番号が必要だった

ダル)クソッ!!!

ダルは、思わず大きな声を出して拳を壁に叩き付ける

生徒)キャッ

中にいた生徒が気付くが、犯人だと思い悲鳴をあげていた

ダル)皆無事か?

ダルは、その悲鳴に我に返る

先生)だっ誰なんだ?

中にいる先生が聞かれた

ダル)僕は、2―Вのダルアンです

先生)ダル君か?生きていたのか?

先生は小声で言った

ダル)大丈夫です、周りに犯人は居ませんから

先生)上手く犯人から逃げて来たんだね?

ダル)…………

先生の言葉に口を閉ざしてしまった

先生)ダル君?

先生が心配そうに聞いた

ダル)すみません。僕は犯人に既に何度かあって………自分の身を守る為にはっ犯人をこっ…………殺してしまったのです。今まで、六人に見つかってそのうちさっ三人も………

ダルは、今までやってきた事を思い出して声が震えてきた
先生がしばらく沈黙したのち

先生)………ダル君、君のやってきた事は警察は絶対に分ってくれる。安心したまえ

先生が慎重に言葉を選びながら言った瞬間

ダル)うわぁぁぁぁぁぁぁぁ

今まで、ダルが不安と恐怖で圧縮されていた気持ちが一気に溢れた。
ダルのその声に

M.T)ダル?

M.Tの声が聞えた

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