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同窓会hell。エピローグ

[344]  あちぇ  2008-02-24投稿
さぁ俺はあの非日常的な経験をした後、どうなっただろうか。

会社へ行って、謝罪して、母親や同級生の安否を有給休暇を使い、確認しに行った。

久しぶりの潮風。

カモメが鳴いてる。

もぉ、着く頃だ。

ふと目を落とした缶珈琲はまだ半分のこっていた。

…と、小説の一部分を抜粋して一人で笑う。

母親が一人で立っていた。
家に帰ると、小学校の友達がいるだけ来ていた。

同窓会らしい。

食べるだけ食べて、喋るだけ喋る。

宴もたけなわ。

皆元気だった。

今は手紙を書いている。

いつかの俺が読むであろう手紙。

タイムマシーンが完成してからの話。

今横には妻がいる。
スヤスヤ眠ってる。

幸福な結婚だった。

あの時妻が助けてくれなかったら俺はいなくなっていただろう。

優しく髪を撫でてやる。

「ありがとうな」

クスッと笑う紗耶。

飛行機は昔の彼の自宅へと向かっている。

あの島の同窓会が行われたあの日へと。

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