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アンロック-3-

[484]  櫂星  2008-03-13投稿

「不細工って!!そんなの関係ないじゃん!!」


余りの怒りに体は震えていた。それを見た未菜は鼻で笑い立ち上がった。


「何言ってんの?十分不細工じゃん♪ねっ、皆(笑」

未菜が言うと周りにいた人達は「うん♪」「薫、超不細工♪」と言い出した。


「…ッ」

やばい…泣きそう…。
ダメ!!ダメ、泣いちゃ…ッ

そこへ…


「未菜いる?」

一人の男子生徒がやってきた。未菜は男子生徒を見るとその相手に抱きついた


「あ〜ら〜し♪」

「悪い…ミーティングが長引いた」

「全然構わないよぉ♪」



薫はチラッと見ると鞄を持ち教室を走って出ていった。


「?…あの子、泣いてなかったか?」

「えっ!!そんな事ないよ♪それより早く帰ろうよww」

「そうだな」




二人は手を繋ぎながら教室を後にした…。




END

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