暇な奴ら
「おい孝、暇だから何か面白い話してくれ」
「いきなりんな事言われたって、できねえよ」
「あー、そうだよなぁ。ならお前が体験した笑える話って何かねえか？」
「体験？そうだなあ…面白いかどうか分かんねえけど、不思議な体験ならしたぞ」
「おう、それでいいぜ」
「分かった。俺今アパートで一人暮らししてんじゃん？ごみ出しの日があって、この前うちの前にあるごみ置き場に捨てに行ったんだよ」
「おう」
「その時さ、他の人が出した半透明のごみ袋の中に、でっかい箱を見つけたんだよ」
「ふむ」
「んで、俺は取り敢えずごみ袋を開けて、箱を取り出したんだよ」
「他人のごみ袋あさってんなよ！よく誰かに見つからなかったな！」
「ああ、夜にごみ出しに行ったから」
「ごみ出しの日ちゃんと守れよ！ていうか夜に他人のごみ袋あさってるのかお前は！？」
「まあ…そう…かな？」
「顔赤らめんなよ！何か俺がいやらしい事聞いたみたいじゃねぇか！…はあ…まあいいや、んで、その後どうなったんだよ」
「箱を開けてみたらさ、中にワニの子供が入ってたんだよ」
「ひっ！！」
「これが本当の箱庭かあ、と思ったよ」
「保険所に連絡しろよ！ていうか庭じゃなくてワニだ！」
「いきなりんな事言われたって、できねえよ」
「あー、そうだよなぁ。ならお前が体験した笑える話って何かねえか？」
「体験？そうだなあ…面白いかどうか分かんねえけど、不思議な体験ならしたぞ」
「おう、それでいいぜ」
「分かった。俺今アパートで一人暮らししてんじゃん？ごみ出しの日があって、この前うちの前にあるごみ置き場に捨てに行ったんだよ」
「おう」
「その時さ、他の人が出した半透明のごみ袋の中に、でっかい箱を見つけたんだよ」
「ふむ」
「んで、俺は取り敢えずごみ袋を開けて、箱を取り出したんだよ」
「他人のごみ袋あさってんなよ！よく誰かに見つからなかったな！」
「ああ、夜にごみ出しに行ったから」
「ごみ出しの日ちゃんと守れよ！ていうか夜に他人のごみ袋あさってるのかお前は！？」
「まあ…そう…かな？」
「顔赤らめんなよ！何か俺がいやらしい事聞いたみたいじゃねぇか！…はあ…まあいいや、んで、その後どうなったんだよ」
「箱を開けてみたらさ、中にワニの子供が入ってたんだよ」
「ひっ！！」
「これが本当の箱庭かあ、と思ったよ」
「保険所に連絡しろよ！ていうか庭じゃなくてワニだ！」
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