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アンロック-4-

[435]  櫂星  2008-03-14投稿

未菜が嵐とラブラブしていた頃、薫は小さな公園にいた。


「ヒクッ…なッ何で…ヒクッ」


溢れ出す涙を一緒懸命止めるが新しい涙が出てくるので断念した。



今まで泣いていたら隣にはハンカチを持つ未菜がいた…心配そうに見てくる未菜にいつも抱きついて泣いていた…なのに…


「何で、あんな酷いことを…言うの?それに未菜は優人君とラブラブだったのに…」


あぁ見えても未菜は人一倍一途な女の子。


「でも、酷すぎるよ…未菜」



呟いた瞬間、薫の体に強烈な風がふいた。


―フワッ

「きゃぁッ!!」


とっさに目を閉じ、目にゴミが入らない様にしていると、何処からか声が聞こえた。




















「貴女の友達を救いましょうか?…早く心を[解除]しないと手遅れになりますよ?」



END

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