携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> SF >> アンロック-5-

アンロック-5-

[397]  櫂星  2008-03-14投稿

「貴女の友達を救いましょうか?…早く心を[解除]しないと手遅れになりますよ?」



透き通る声が何処からか聞こえた。ユックリ瞳を開けると目の前には薄緑髪の少女が立っていた。


「誰?」

「私の名前は[ネナ」、始めまして薫…ニコッ」



綺麗に笑うネナに私は(綺麗な少女…)と思った。



「あの〜何か様ですか?」

「はい。貴女の友達を助けに来ました」

「助ける…?どういう意味ですか?」

「貴女の友達である、未菜には[悪魔]がとりついています…早く心を解除しないと命が危ないんです」


「悪魔?何を言ってるんですか、悪魔何ているはずないじゃない!!初対面の私をからかうなんて失礼よ!!」


座っていたベンチから勢いよく立つとネナは薫の手をとり言った。

「いいえ、からかってなんかいません…この世には悪魔は存在します。そして私は悪魔を倒す…天使です」




END

感想

感想はありません。

「 櫂星 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス