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擬似恋愛?

[631]  カプチーノ  2008-03-26投稿
「擬似恋愛ゲーム?」不思議そうな顔が得意なヒイナが聞いてくる。
「ようするに僕とヒイナが付き合ったふりをするのさ」と僕は言った。これ以上ヒイナに説明はいらない。
ヒイナはしばらく思考をめぐらしこう言った。
「ゲームっていったよね?勝ち負けがあるんだよね?」コクリと僕はうなずく。とたんにヒイナはモヤモヤがはれたみたいな顔、もしくは推理していて稲妻がはしったかんじの顔、わかりやすいのは「先生できました!」の顔になる。
「ようするに次の相手が見つかるまでの暇つぶしが出来る上に勝ち負けまでついてきちゃうわけだ!!」無邪気にヒイナが笑顔で言った。まぁこれをギャップというのかなぁと、これがいつも冷たい彼がときよりみせる優しさかなぁとどうでもいいことを考えている、その短い間にもヒイナはしゃべり続けている。
「すごいよ………………一石二鳥……………………付き合わなくてもいいって………………酒池肉林……………近親相姦……………浮気しほうだ」「浮気はしてもいいよ」と割り込んだ。「ただばれないようにね」と注意を促す。「わかってるよ〜。このゲームのシュミレートをさっき20回ほどしたからね。ゲームの特性も意義も目的も必勝法もなんでも来いだよ!」驚くことはない。ヒイナは頭の回転が物凄くよいのだ。ヒイナは浮気を必ずしているが、ばれる確率が極めて低いのだ。ちなみに五股の最高記録保持者だ。自分からぼろをだすことはまずない。
「あとねぇ〜名前が長すぎるからイメクラゲームって呼ぼうよ。まぁ次使うときはこのゲームが終わるときだけど。」「イメクラってお前」「大丈夫友達が働いてるだけで私じゃないよ。心配してるの?」ちょっと笑いながら覗き込むヒイナに負けたくなくて「お前ならありえると思ったけどそれはやっぱりダメだろうって意味だよ!」しまった!!「ほぉ〜〜。怒っちゃうんだぁ。まだ彼氏じゃないユウトがまだ彼女じゃない私を怒るんだぁ〜」嬉しそうにねぶるヒイナになにもいえないでうつむいつしまった。
「てことはやっぱり心配?気になった?私に気があるのかなぁ?」うつむきながら状況を打破するてを考える。その間にもヒイナは嘲笑うかのようにしゃべり続ける。
そうだこれだ!「こういうゲームだよ」と落ち着いて僕は言った。「なかなかやるじゃん」と本性を少し覗かせた子悪魔のような魅力的な笑顔でヒイナはいったのだった。

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