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阿鼻叫喚

[366]  籬 規那  2008-03-29投稿

今も 惑い

躊躇う その足で

永劫の時の元

どう 歩こう



泥のような

深みに似た

暗い眠りに

ずぶり 沈み



恐れをなして

叫び 喘ぎ

狂いなさい







重さを帯びて

濡れ 朽ちる躯に

今も堕ちる

蔭 と 瑩



自分が特別でないと

いつまでも認めず

茨を引きずり

何処へ



その唇が紡ぐは

重低音の鎮魂歌

諦めた日には

濁った瞳で

天上の星に蔑まれ

空の祝杯 翳す





遠い目をして

消え行くのは



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