携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 日記 >> おいしいにおい。

おいしいにおい。

[454]  しじゅう  2008-03-30投稿
母が会社から大量にもらってきた不良消臭ポット?を処理。

母「11年製造だって」
私「え〜・・そんなに前だっけ?」
母「今も倉庫に大量に残ってるよ」

庭で、中に入った消臭ビーズをスプーンで取り出す作業。

私「あったあった。焼きたてのパンの香り。」
母「・・・こっちはブルーマウンテンコーヒーの香り」
私「え?まさか〜」
母「だってここに書いてあるよ」
私「あ、ほんとだ」

ほんとに書いてあった。

私「焼きたてのパンとブルーマウンテン嗅げば朝食の香りになるかな」

試しに嗅いでみる。

私「あ〜・・朝食のにおい」

和食もあればなぁ・・みそしるとか。←もはや消臭ポットではない

母「あ、消臭ポットに虫がたかってる」
私「おいしい香りだもんね」
母「・・前さ、うちの会社で虫除けポットも作ってたんだけど・・おいしいにおいがするみたいで虫が寄ってくるんだよ」
私「それ、むしろないほうが虫避けてるよ」
母「うん。最初は虫避けるんだけど、だんだん虫が寄るようになるんだって」

虫の心境の変化か。

私「売れないね。」
母「うん。大量に作っちゃって、今も倉庫に大量に残ってるよ」

なんか悲しい。

感想

感想はありません。

「 しじゅう 」の携帯小説

日記の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス