携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 学園物 >> 孤独な日々

孤独な日々

[484]  ダサヒ  2008-04-04投稿
机の上に花が置いてある。何時もの風景。もう、悲しいとも感じなくなっていた。
私は、小学生四年生からいじめにあっている。原因は、あまり人と接しよとしない私の性格。仲のいい友達はいたけど、その友達も今ではいじめる側にいる。それも仕方ないと私は割り切ってしまう事にした。そうして何時からか私は人に期待をしなくなった。
そうして、中学生の一年生の今にいたる。
私は、いつものように机の上の花をどけ、椅子についている画鋲を慣れた手つきで取り除き、教室の備品入れに仕舞う。もう、何百回も行った作業だ慣れもする。いじめを受け続ける事で、いろいろな対策を行うようになった。教科書に落書きをされてからは、休憩中も鞄に教科書を入れ持ち歩くようになった。鞄と言っても学生鞄ではなく、兎を模ったリュックである。
私はどんな目にあっても強く一人で生きて行こうと決めている。
私は、放課後学校の屋上に来ていた。夕日が目に染みる。と、頬を滴が伝う。私は涙を流していた。強がりを言っているがやっぱり一人は寂しい。
二年後、これから通う高校に私は立っていた。これからは自分を変えて行こう、そう決意して。

感想

感想はありません。

「 ダサヒ 」の携帯小説

学園物の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス