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(笑)探し

[514]  ダサヒ  2008-04-08投稿
ただ、単純な理由だった。
私がやった行動でみんなが笑ってくれる。
それが、ただうれしかった。
お笑いを目指すようになったのは本当にそんな小さな理由だった。
高校二年の春、私は本格的に動き出す事にした。
お笑いには、もっとも重要なパートナー探しだ。

まだしてないのかよ!何てね。

で、とりあえずツッコミを(私は、ボケ担当)探す為にとりあえず、学校ですれ違う相手全員にボケて見た。

とりあえず、足が痛いといいながら手を押さえてみた。

しかし、大体が、え?みたいな顔で何も言わない。
突っ込めよ!ビシッと決めちゃえよ!
親しい友達になると、それはね、足じゃなくて手っていうんだよ。と優しく教えてくれた。
知っとるわ!
このボケ殺しめ。

ある日、今日も相棒を探していると、屋上に不良で名高い同級生を見つけた。
ちょっと怖いけど、声をかけてみる事にした。
足が痛いよと、手を押さえて見る。

不良は、固まっている。もう一度やってみると・・・。

痛いのは、お前だ!
と突っ込んで来た。

きた!ついに相棒を見つけた!

しかし、一緒にお笑いしようと言っても、やらないと断られた。

でも、私は諦めない!

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