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月の葉書2部3−5

[447]  速見  2008-04-28投稿
風紀と雷斗は予想外の出来事に戸惑うが「このまま宝玉を抜けば!」と、思い宝玉を握った手を2人とも抜くと耐え難い激痛が走る。痛みだけでショック死しそうだ

「このままでは死ぬ」

1秒未満で感じた2人は無意識になんと自分の胸に互いの宝玉を収めた

〜現在〜

紫雲)そんな事が可能なのか?

紫雲が思わず聞く

風紀)現に俺は今まで生きてこれました。しかしこの事で、能力が著しく低下しました

風紀が答えると

ナラビ)(えっ!あれで威力が落ちているの

ナラビが驚くが、声にはださかなかった

香雲)だからあんなショボかったのね

香雲が納得したようだ

香雲)じゃあ、昨日の雷斗との会話は…

香雲が思い出した様に呟くと

風紀)あぁ宝玉を返せってーッ

風紀が答えかけると言葉が詰まる

「「まさか雷家の目的は」」

風紀と香雲の言葉が被る

雲ばぁ)宝玉か?

雲ばぁが聞くと

風紀)かも知れません
香雲)けど、それなら雲家が狙われなかった理由が分かります

2人が答える
宝玉を持っている一族は伝承族だけなのだ。生天族には宝玉はない

玲雲)けど、他族の宝玉なんてどうするのかしら?

玲雲の質問に場は再び静まったが破ったのは紫雲だった

紫雲)話を戻すが月の葉書との関係は?

紫雲が風紀に再び聞くと

風紀)それは、“月の結晶”を求めていたからです

「月の結晶?」

場の皆が聞き返す

風紀)月の結晶とは、月の葉書の元です。俺が聞いた話も噂ですが、とても魅力ある効果でした

紫雲)効果とは?

紫雲に聞かれると風紀は間を置き

風紀)一族の宝玉を封印する力です

風紀の言葉に皆耳を疑うが、風紀は続けた

風紀)目的は、雷家の宝玉を封印して雷家を滅す事です。宝玉を封印された一族は死ぬと聞きました

風紀が言い終えると、香雲が動揺しつつも沈黙を破る

香雲)そんな事したらあんたも死ぬじゃない!

ナラビは香雲の発言にドキッとした

香雲)今のあんたは奇跡的に命を取り留めている状態よ! つまり、雷家の宝玉のお陰で生きてるんだよ。それで宝玉を封印しちゃったらーッ

香雲は最後まで言わなかった

風紀)元より覚悟の上だ

風紀が言うと香雲は思いっ切りビンタした

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