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月の葉書2部3−6

[461]  速見  2008-04-29投稿
風紀の口が切れ血が出たが、風紀は微動だしなかった

風紀)ずっと覚悟していた事だ(まぁ、ナラビの宝玉は封印するつもりは無かったがな)

風紀がナラビを見て思う

雲ばぁ)その月の結晶とやらはどこにあるのじゃ?

雲ばぁが割って入って聞くと

香雲)雲ばぁ!

香雲は声を張り上げて言うが、雲ばぁに睨まれ黙り込む

風紀)その場所は、月の葉書の表の住所に書かれてます

香雲を無視して答えると

雲ばぁ)なんと

雲ばぁは驚いて反応すると4人の内の男が八雲に葉書を持って来るように指示を出すと

八雲)はい。お父様

あの男は八雲の父の様だ。名を雲水と言う
八雲が部屋を出ると

香雲)あんた本気でそんな事を?

黙っていた香雲が怖い顔して聞くと

風紀)あぁ

冷淡に返事する風紀

雲水)そんな事して、一族の皆は喜ぶと思うかい?

雲水達も心配していた様で聞くと

風紀)いえ。しかしケジメはつけなければ

雲水に聞かれても風紀の決心はゆれなかったが

ナラビ)風紀兄ちゃんまで死んじゃったら嫌だよ!

ナラビが泣きながら風紀に抱き付く

風紀)ナラビ…

昨日を思い出し風紀の表情が困る

紫雲)君の目的はこんな涙を作る事かい?

紫雲が言われ風紀の心に戸惑いが生じた時、部屋の襖が開いた

八雲)しっ失礼します

八雲が戻ってきた。若干動揺している

雲水)八雲か…して場所は?

八雲)そっ……それが…

八雲は動揺で声が震えていたが

八雲)この里です

「この里だと!

場の皆が驚愕する

八雲)月の葉書を住所には確かにこの里が…

八雲がそう言って雲ばぁに月の葉書を渡すと、確かにこの里が記してあった

紫雲)しかし、月の結晶など今さっき聞いたばかりで今までそんな物見た事も聞いた事もないぞ
玲雲)けど、風紀君の情報は確かでしょうし
雲水)だが里にそんな物があったら誰かが気付いているはず

皆が口々に言うと

紫雲)仕方が無い。雲家の皆で虱(しらみ)潰しに探すしかない。それに月の葉書を創っていたくらいだ……雷家もきっと居るだろう

紫雲が言うと

雲ばぁ)そうじゃな。では今から捜索を開始とする

雲ばぁが言うと

「はい!」

皆が立って答えた

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