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走れメロス〜第一章〜

[686]  神様の親戚  2008-05-07投稿
まだ王様が国を征服している頃、ある国では、伝説が残るほどの事件が訪れました。
この国の王様はとてもわがままなのです。そして、気に食わない者がいるとすぐに処刑を言い渡すのです。
その日も王様が街に買い物に行ったとき、後ろから中年のおじさんが王様のズボンを脱がしてしまいました。中年のおじさんはそれが王様だと気づき、慌てふためき自らのズボンを下ろしてこういいました。


『超いけてねぇ??』





彼は人生にピリオドを打ちました。


彼の処刑後、同じ日にまたズボンを脱がしてしまった男がいました。
その者の名前はかずき。
そう、 えなりです。
かずきの処刑は次の日の朝であった。
そしてかずきが処刑台に座り、今にも処刑が始まりかけたその時!!


『カズ!!』


男が処刑の邪魔をしてきたのだ。


『カズっち!!』
『カズっくす!!』
『Mr Kazu!!』

次から次へとかずきの友が現れたのです。
かずきはたまらず泣き出してしまった。

『お前ら・・・』


そんな中一人の男が、

『親父!!』


駆けつけたのはメロスです。
そうなのです。先ほど他界した中年こそが、メロスの父なのです!!
つづく

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