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シンデレラ 〜優しさ〜

[601]  神様の親戚  2008-05-18投稿
王子と結婚をはたしてはや二年。
正直私は王子様と結婚することだけを夢見ていた訳で、王子の全てを知っていた訳ではない。
むしろ知らない事ばかりだった…











昨日もいつもと同じように私は、
洗濯や食事などを王子の為にがんばっていた…。
夜くらいはいっぱいお話とかしたいのに、

王子は朝昼晩と家来から薦められた「任天堂DS」に夢中…




私はついに我慢の限界で王子に


『毎日毎日…脳のトレーニングばっか…私は何であなたと結婚したの?家来?
王子も昔のお姉様達と一緒なの?違うでしょ?
お願いだからもうこれ以上…
一人にしないで!』

と怒った。



(一人にしないでっかぁ…)



こんな事、昔の私じゃ勇気がなくて言えなかったなぁ…




次の日の夜の事



王子は私の部屋へ来て謝ってくれた。
きっと一晩中反省してくれてたんだ…。




その後、無口な王子はそっと手を伸ばし私に…








任天堂DSを貸してくれた…。




王子「ほら…一回交代だからな…」




私「あ……ありがとう」
















私は一生王子についていこうと思った。











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