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一枚の写真 〜第一章〜

[514]  神様の親戚  2008-05-23投稿
仕事も終わり、


一人暮らしをする僕は、


家に帰り暗い部屋の電気をつける。









綺麗好きな僕の部屋のテーブルに、たくさんの写真が隅から隅までバラバラに置かれている。









テーブルの前に座った僕は、一枚一枚ゆっくりと見ていく。






どの写真も高校の時の親友二人と撮った男三人での写真ばかり。









一通り目をやった僕は
1番上に置いた
「一枚の写真」を手に持った。






この写真は四人で撮られていた…。











僕はゆっくりと目を閉じる…。













高校三年の春



僕ら「いつもの三人」。
『隆』、『裕二』、『太斗』
の前に現れた一人の転校生『昴』との物語。











またこの小さなアパートの静かな時に、学校のチャイムの音が鳴る…











つづく

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