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永遠に咲いた花束7

[448]  神様の親戚  2008-05-26投稿
もう起きないって?



















『死んだ』ってこと…?












私は隼人の部屋に行くと、綺麗な顔をした隼人が寝ていた…。












華奈「ねぇ起きて?…隼人…」







必死で隼人を揺らし、叫んでみた…。








隼人の母「…」










華奈「…どうして?…起きないよ?おばさん……」








隼人の母「うん…華奈ちゃんには隼人言ってなかったのね…」










華奈「何も聞いてないっていうか、…おばさんは何を聞いてこんな隼人を見ているの!?それでこれを信じられるの??」












隼人の母「…あのね、おばさんが初めて聞いたのはね、一ヶ月前くらいの事でね…」



華奈「だから何をです!?」






隼人の母「…隼人が一度未来に行ってた事は知ってるよね??」



華奈「はい…」








隼人の母「いつかお父さんに隼人が『やっぱり親父の仕事継がない』って言い出してね、その時お父さん『何故だっ?』って怒鳴っちゃって、そしたら隼人『俺親父の仕事をついでトラックの運送中に事故にあうんだ』って…」








(私が隼人の家に行った日だ…)






隼人の母「何度も説得したのよ?そんな事わかんないって…でも言う事聞かなくて、隼人の好きにさせる事にしたの…」



華奈「それで今日、事故にあった日で、昨日寝たままもう起きないって事ですか?じゃあ事故にあってないじゃん…」






隼人の母「…きっと

『死』は簡単に変えられるものじゃないのよ…

正直おばさんも信じられないの。
それに…隼人自身…今日死ぬつもりなんてなかったはずよ…。」




華奈「…どうしてですか?」



おばさんは私に、


『DEAR 華奈』


と書かれた、手紙を渡してくれた…。






つづく

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