携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 油断してはならぬのだ。

油断してはならぬのだ。

[305]  璃宮  2008-06-03投稿

『平和』の一言で片付けられる。

日本よ。

鎧被りの我が祖国よ。

油断してはならぬ。

今、何処で何が起きるのか分からないのだ。

誰も、分からないのだ。

1945年8月9日。

午前8時15分。

25万人分の焼けただれを私達は見ただろう。

一瞬で終わった、あの惨劇を見ただろう。

その一瞬で、国民はこの場所から消えたのだ。

そして。

この詩を書きつづった私も。

平和を願いつつも。

何よりも今、油断している。

もう一度書きつづろう。

油断してはならぬ。

『油断』とは。

平和を意味する事でもあり。

危険を察知するものでもあるのだ。

感想

感想はありません。

「 璃宮 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス