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ELEMENTAL BLOOD (3)

[426]  Sky  2008-06-05投稿
なんでだろう? ハルは考えていた。ダルクがレーヴェと話すだけなのに自分が何故そこにいてはいけないのか。二人とも初めて会うはずなのに秘密な会話なんてあるわけがない。ならば何故別の場所にいるのか。
ハルは二人の会話が終わるまて゛考えつづけた。



レーヴェは焦っていた。自分がサルナン人であるとばれたらアース人の村であるここの人々にどのような扱いをされるか。
「ああ、大丈夫。村の他の者には君がサルナン人だということは言わないから。安心しなさい。」
その言葉には偽りはないようだなとレーヴェは感じた。
「どうして僕がサルナン人だとわかったんですか?」
レーヴェはその理由が知りたかった。もしかしたらと思っていた。
「私も君と同じサルナン人なんだよ。」
「そう、なんですか・・・・」
予想通りの返答だった。自分をサルナン人だと分かるならダルク自身がサルナン人だということしかありえない。
「何故サルナン人のあなたがアース人の村の村長をしているんですか?」
一番の疑問だった。サルナン人がアース人の村にいること自体ありえないのに、ダルクは村長までしている「長い話しになるとおもうが」
レーヴェはしっかり頷いてダルクの次の言葉を待った。

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