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星の蒼さは 72

[462]  金太郎  2008-06-10投稿
ハルとアキ、そしてレベッカの三人は現在ニューヨーク市内にいる。
[エシュトノート]の公式な譲渡には数日の期間が入用との事で、激戦続きのあおかぜにはその間休暇が与えられた。
野口と野球でも見に行こうと思っていたのだが、レベッカに市内を探索しようと半ば強引に誘われ、それを見たアキが、アメリカにあるという真っ白な巨人の化石が見たい(それが自由の女神と気付いたのはニューヨーク市内にでてからだ)と腕を引っ張り、両者譲らなかった為、ハルの提案で三人で行く。というマヌケな結果になってしまったのだ。



「これが世界貿易センタービルよ」

巨大なツインタワーは軍事施設でないにも関わらず、世界、いや、宇宙最高水準の対空装備が施されているという。(特に旅客機に対しては狂的に)

レベッカ曰く、昔、アラブの王子が飲み仲間や、競馬友達を集めて『カミカゼ』というものを行った為らしいが、詳細は知らないという。

―――という話は全く耳に入っていなかった。

というのも、暴挙としか言い様のない程露出の激しい服を着たレベッカと、これまた暴挙としか言い様のない過激なスキンシップのせいでハルは、いちいち込み上げてくる『何か』を我慢しなければならなかったからだ。

負けじとアキも何かと押し付けて来ているようだったが残念な事に若干ボリューム不足の感が否めないだろうか・・・。

アキはぷぅーっと膨れて、ハルの尻を蹴り上げると、「トイレ!!」と言って足早に人混みの中に消えていってしまった。

「アキ!待てって!」

呼び止めても後の祭だった。

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