携帯小説!(スマートフォン版)

○屋 ?

[757]  セイハク  2008-06-15投稿
「田村さん。これから必要と思えるものを用意しました」
と、目の前に出された。

携帯電話一台
千円札30枚
小銭入れに五千円分両替された硬貨
何のものか解らない鍵が二つ
小さな空のバッグ
携帯灰皿
ハンカチ二枚
ポケットティッシュ五個
だった。

バッグはどうやらこれらを持つためのようだ。
「田村さん、今から仕事が終わるまで自分の携帯電話の使用禁止です。電源もお切り下さい。」
「どうして?マァ使うこともないけど」電源を切った
「微電波でも居場所が特定されるのでダメです」
『やっぱり!さっきの封筒には、ICカードとかチップとかとんでもない情報が詰まってるんだ』
「これからお話することは必ず守って下さいね。これは成功報酬を受け取る権利となります」
『こんなに準備してんならメモしといくれてよ』と思ったが「ペンと紙」貸しもらえませんか?」
「駄目なんです。これから終了と指示があるまで、メモや田村さんの筆跡や痕跡の確たる証拠になりやすいものは一切禁止です。覚えて下さいね。」

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