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月の葉書2部6−3

[397]  速見  2008-06-26投稿
風紀の中に動揺が走った。いきなりの真実に動揺を隠し切れなかった。しかし……

香雲)落ち着いて、風紀。私達は二人よ。一人が雷斗を食い止めていれば雷矢さんに直接攻撃出来る

香雲がそっと風紀に伝える

風紀)なら、雷斗の相手は俺がやる

風紀は冷静な香雲を見て冷静さを取り戻した。そして香雲が頷いた瞬間、二手に分かれた

風紀)ダウ・カラガ!

雷斗に向けて先手を撃ったが

雷斗)ダウ・ルイガ

雷斗は動揺せず同等の攻撃を仕掛けて相殺させた

一陣の風と雷が激突して砂煙が俟ったが、二人はそんな事をもろともせずに互いの肩を掴みあった

雷斗)昔と変わらないね、風紀

雷斗が笑うと、風紀の口元が笑っていた。雷斗が不思議に思った瞬間煙の中から香雲が現れたのだ

雷矢)(さっきの砂煙は香雲の姿を隠す為か

雷矢が冷静に考える

香雲)雷矢覚悟!!

香雲の髪が鋭くなった。すると

風紀)なっ

雷斗は急に力を抜いて風紀の下に潜り込み巴投げの要領で風紀を投げ飛ばした。香雲は風紀が自分めがけて飛ばされたので髪を柔らかくして風紀を受け止めたが、衝撃を消し切れずに二人とも吹っ飛ばされた

雷矢)ナメるなガキ共! 2年前は自分も戦ってたから完璧に操れなかっただけだ。雷斗に集中している今は、雷斗の本来の力以上の力を出せる

雷斗は余裕な表情で言った

風紀)クソッ
香雲)これは、雷斗を先に倒さないといけないみたいね

香雲の顔にまた冷や汗が流れた

風紀)(しかし、雷斗が操られていると分かった今アイツにまともな攻撃を与えれない
香雲)(どうやったら雷矢さんの呪縛を解き放つ事が出来るの?

二人が考えていると雷斗から攻撃を仕掛けてきた。雷斗は地面に雷を放ち砂煙を起した。一瞬風紀達が怯むと雷斗は香雲の背後に回り込んでいた

雷斗)ライン・ガルガ

雷斗の無情なる攻撃が香雲に直撃した!!



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