携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 公募投稿作品 >> diary ?ページ目

diary ?ページ目

[682]  2008-07-04投稿
日記を読み始めてから、3ヶ月がたった…。
両親には日記を読んでいる事を話してはいない。
学校に居ても、遊びに行っても日記の事が頭から離れなかった。
3ヶ月読んで分かった事は…。
アリアは実験体として、カリスマモデルの卵子とプロドライバーの精子を体外受精して産まれた。 アリアは歪(ゆが)んだ大人達の希望だった。
命令が全て。
命令が下れば余計な事は、一切切り捨て殺し屋として育っていった。
遺伝子操作、検査、調教、凶器の扱い方の勉強、射撃、運動。
アリアの1日1日、すべてがその繰り返し。
生後3ヵ月にして、アリアの体は16歳となっていた…。
まるで犬や猫のように育つアリアは、隠れながらも.自分.と言うものを手に入れようとしていた。 私は読みながらゾッとした。
こんな動物のような人間が、人間の考えを持つようになったら…。

感想

感想はありません。

「 冬 」の携帯小説

公募投稿作品の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス