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[751]  リゾート  2008-07-06投稿
青い空、白い雲、そして屋上に追い込まれている俺…。
僕を囲む人たちはみんな俺のダチなんだけど、なぜこんな状況に追い込まれているかというと話は今日の朝までさかのぼらなければならない。

朝、いつものように起床し学校に向かうために寝間着しているスウェットを脱ぐ。
そこで、一つ目の異変に気づく。
平らなはずの胸にお椀くらいの山が二つ……
「ヴアァァァ!何じゃこりゃぁぁぁ!?」
自分でもうるさいと思うくらいの絶叫!
「どうしたの!?」
母が階段を駆け上ってくる音がする。
まずい!
母は息子が思うほど童顔で、とてもおしとやかな人だ。
しかし、一つだけ弱点がある。
それは外見とは似つかわしくないほどの野次馬魂である。
俺は急いで学ランを羽織り、けたたましくドアを開け目を輝かして入ってくる母を制止した。
「か、勝手に入ってくるなよ!!」
ここでもう一つの異変に気づく。
声がやけに高い。
「あれ、声おかしくない?」
やばい!完全に母は野次馬モードに入っている。「ただの風邪だからはやく出てけよ!」
そ、そうなの?背中を押されながら母はなんとか納得してくれたみたいだ。
さぁ、今日の学校はどうするか…?

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