携帯小説!(スマートフォン版)

特徴 2

[390]  2008-07-06投稿


一美は口をパクパク動かしながら、震える手で窓の方を指さしている。

…?何て言った…?

キーン…。
耳鳴りのせいで声が聞こえなかった…。
それに、頭がグラングランしやがる。

…よく理解出来なかったが、窓の方に視線を向けた。

「…スゲェ!?初めてかまきり見たし!!」

一気にテンションが上がった。
自然が少なくなっている今、動物を…「渉!!早く逃がしてよ!」

んっ!やっとで一美のが聞こえた。
高い声が震えている。

今、言う事を聞かないとエライ目に遭だろう…。
あの声で叫ばれ…。

ズキッ。
耳が痛んだ…。

「わ、分かった!
じゃあな、かまきりよ-。」

がらりと窓を開け放った。

「……だめ…!!」

…え?
聞き慣れない声がし、後ろを振り返った。

感想

感想はありません。

「 恋 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス