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月の葉書2部6−6

[420]  速見  2008-07-09投稿
風紀・香雲)なんだって?

二人は驚いた様子で、雷斗から目を離さない様に耳を傾けた。ナラビは二人に小言で、考えた事を話した

風紀)なるほど。それなら………昔の雷斗ならいけるかもしれない
香雲)私達がしっかりとフォローしないと危険だけとね

二人が希望を抱くと

雷斗)作戦会議は終わったかい?

雷斗はあくびをしながら聞いた

香雲)終わったよ

次の瞬間、風紀と香雲は左右二手に散った

雷斗)そんな事をしたらナラビが隙だらけだぞ

雷斗がナラビに右手を向けると

風紀)させるか!!

風紀が、風の弾丸を放つ

雷斗)そんな殺意のない軽い攻撃は、僕には通用しない!!

雷斗が素手で風紀の攻撃を弾いた瞬間

香雲)今だ!

香雲はもう一度雷斗の全身を髪の毛で拘束した

雷斗)こんな事は意味ないって言ってるだろ

雷斗が溜め息混じりで呆れると

「「一瞬お前の動きを封じればいいんだ」」

風紀と香雲がハモって言う

雷斗)何?

雷斗が一瞬動じた瞬間にナラビが一気に雷斗との間合いを詰めた

雷斗)自殺行為だな。ナラビ。スパ……

雷斗が鼻で笑い、攻撃しようとした瞬間、ナラビは、雷斗の腹に両手を当てて光りを発した

雷斗)うわぁぁぁ

初めて、悲鳴を上げる雷斗…………意識を失ったのか、そのままダランと体の力が抜けた

雷矢)なっ………まさか自分達でトドメをさせないからとはいえ、ガキを使って雷斗を殺すとは!!

雷矢が、怒りを露(あらわ)にして殺気を放つ。流石に息子が殺されると怒る感情は持ってるみたいだ。怒ってる雷矢を見て三人は………

風紀)ば〜か。良く見て見ろ

風紀が、笑いながら雷斗を指差す

雷矢)何だと!?

雷矢が雷斗を見ると

雷斗)ううっ

何と雷斗は生きていたのだ!!!



さらに………


雷斗)あれ?風紀?香雲?どうしたの!!そんなにボロボロになって!!?

何と、昔の心優しき雷斗に戻っていたのだ!!!!



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