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選ばれた才能 2

[522]  綾野宮 自由  2008-07-13投稿
ある日の会社帰り
俊明はいつものレンタルビデオ店で漠然と見たい映画を探していた。


仕事のストレスからか、ゆったりとストーリーが進行するような、例えば恋愛物や非現実的過ぎるホラーやファンタジーの類はストレスをさらに煽るようなので一切見ず、借りる作品と言えば主にアクションに偏っていた。
中でも戦争を題材にした作品に興味が集中することが多く、2、3本借りて立て続けに全て見てしまうことも稀ではなかった。



「今日はこれにするか…」


俊明は『選ばれた才能』というタイトルの洋画を手にとった。

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